2011年2月16日水曜日

還付申告

みなさん,確定申告の季節です。

疑うべくもなく,僕は給与所得者であるわけで,通常は所得税などは源泉徴収されるため,年末調整ですべて済む。ただ,僕の場合,ユニセフマンスリー・サポート・プログラムというのをやっているので,年間に数万円程度の寄付金があるため,寄付金控除が受けられる。で,この手の控除は年末調整の範囲外なので,還付申告を行なうと,だいたい数千円の税金還付が受けられるというわけ。

というわけで,今年も国税庁のウェブサイトで確定申告書を作成した。ただ,今年は例年と違い,還付金の金額がかなりの額になることがわかった(正確には大体わかっていたけど,正確な金額を確認した)。

実は,僕が在外研究員として 1 年間オーストラリアにいるのは,出張扱いということになっている。正確には 341 泊 342 日の海外出張。というわけで,旅費は職場の出張旅費規定に従って,その日数で計算されている。ところが,在外研究員としての出張旅費の出所が,これまた規定で
となっている。ちなみに,1/4 は 100 万円を超えたので学校からは 100 万円ポッキリ。そうすっと,残りの 1/4 強はどうするか,というと,これが自腹。より正確には,不足分は自分で高専機構に寄附金を入れ,それらをひっくるめた 342日分の旅費が,あるタイミングで自分の口座に振り込まれる,という仕組みになっている。

というわけで,事実上,かなりの額を機構に寄付したことになっている。計算すると全体の 3 割強は自腹

で,税金の話に戻るんだが,この寄附金,確定申告における寄付金控除の対象になるということで,これがなかなかバカにならない。寄付した金額が税率をかける所得額から,ほぼそっくり引かれる(実際には数千円の差し引きと所得額の 40% までというキャップ制がある)。しかし,我ながら還付金の金額を見てかなり驚いた。これはやらないばならないよ。

ちなみに,ここ数年は電子申請 (e-Tax) をしたんだが,電子署名用のカードやらカードリーダやら,こっちに持ってくるのがめんどくさかったので,今年はデータ入力だけウェブ上で済ませ,作成された PDF の申告書を日本にいるヨメに頼んで印刷,提出してもらう。

というわけで,遺漏なきよう,よろしくっ! >> せ
毎度毎度,苦労かけるねぇ…

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