2010年9月11日土曜日

True South

久々(かな?)にビールの話。

今日は,True South というブルワリーパブに行ってきました。Flinders St. 駅から電車で 30 分ほどの Sandringham 駅へ。そこから,海岸沿いの遊歩道を目的地目指して歩きました。天気は少し曇り気味でしたが,時折日も差し,気持ちの良い散歩コース。


30 分ほど歩いて,目的の True South Brewery を発見。


まずは,ここのフラグシップビールである Summer Ale を。


ほのかにマンゴーやパイナップルの香りがするさわやかなエール。レモンのようなさっぱりした酸味とシッカリとした苦味に特徴がありました。確かに,暑い夏に合いそうだが,今日のような天気でも,外で飲むと楽しめそう。ということで僕も店の外のテラスでいただきました。

次は,やはり試しておきたい Pale Ale。


オーストラリアのペールエールは,イングリッシュタイプのものが多いんですが,ここのは,ホップがハッキリと主張したアメリカンスタイル。カーボネーションも少し強めです。グレープフルーツを思わせるような香りと苦みが楽しめます。ただ,アメリカンペールとしては,香りは控えめかも。フィニッシュはスッキリしています。後味にはモルトの甘みが残りました。

最後にいただいたのは,ここで一番度数が高い Scotch Ale。


色はかなり黒めに見えますが,光にかざすときれいな赤銅色です。レーズンのような香りが期待をそそります。ボディはミディアムで予想したほど重たくありませんでしたが,ブランデーのような芳醇な香りに特徴を感じます。酸味が支配的ですが,後味にはほのかに上品な甘みが残りました。

どのビールも派手さはないけれど,確かな手ごたえを感じる出来だと思います。正攻法で勝負している辺りにブルワーの実力を感じますね。

帰る頃になって,全種類を楽しめる Tasting Wheel なるものがあることに気付きました…。予約すると Brewery Tour もできるようなので,これは宿題にしよう。暖かくなったら,海を見がてら,また来たいと思います。

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