2010年8月3日火曜日

美しすぎるスパイ

今月の終わりに,Udaya さんの暗号の授業で,1回だけステガノグラフィに関する話をゲストとして話すことになった。その準備を昨日から始めたんだけど,話のツカミを何にするかを考えてた(もっと本質的なことから始めろよ,という気がしないでもないけど)。ロウ版の下に文字を書いたりとか,文字を書いた糸を服に編みこんだりとかいうスタンダードなものから,剃髪に刺青を彫って髪を伸ばしたり,という脱力なものまで,歴史の中にはいろんなサンプルがあるわけですが,どうもどれもしっくり来ない。

で,何気なくウェブを検索してたら,タイムリーなものがあったよ。ロシアのスパイ。そういえば,そんなこと言ってたよなぁ,確かに。FBI の捜索でステガノグラフィの解読用プログラムが入ったディスクが見つかったとかさ。これがいい,これがいい。

というわけで,僕の講義のツカミは Anna Chapman でバッチリ。最後のオチもここに戻そうかな?

…今日はマジメに本体の内容を考えるか。

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